「世界の終わりックス」をしよう
※このレビューは後半、本作のネタバレを含みますのでご注意ください
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絶望と隣り合わせの純愛が生み出す、圧倒的な没入感を体感せよ
あと3日で世界が終わるなら、あなたはどう過ごすだろうか?
本作は、彗星の飛来で滅亡が確定し、暴動や略奪が横行する世界を舞台に、ある若い男女が欲望のままに「世界の終わりックス」の旅に出る物語。
単なる野外プレイの連続ではなく、緻密に描かれた荒廃した世界の説得力と、二人の間に流れる「ある秘密」が、読者の心を強く揺さぶります。
ただのエロ同人漫画だと思って読むと、その深すぎる感情の波に完全に飲み込まれる傑作。
ストーリー重視の作品を探しているなら、迷わず手に取ってほしい一冊です。
管理人の評価

合計78.9点
作画・視覚表現:4.0
物語・背徳感:4.4
官能・実用性:3.8
構成力・没入感:4.0
満足度・価値:4.5
一言:狂った世界だからこそ許された、あまりにも儚く、そして美しすぎる極限の純愛と性衝動。
作品概要とターゲット
| 作者 | 夜な夜な |
| 題材 | オリジナル |
| ジャンル | 幼なじみ / 野外・露出 / 中出し / フェラ / ぶっかけ / おっぱい / 純愛 / 学生 / 騎乗位 / 退廃・背徳・インモラル / 終末世界 |
| 配信開始日 (FANZA) | 2026年9月8日 |
- この漫画はこんな人向け:
・単なる実用目的ではなく、緻密に練られたストーリーや非日常の世界観に浸りたい方
・洗練されたキャラクターデザインと、荒廃した背景作画のギャップを楽しみたい方
・主人公二人の抱える「秘密」や、伏線回収のカタルシスを深く味わいたい方
異常なまでの描き込みが突きつける絶望感と、その中で笑う二人の非日常
本作の恐ろしいところは、その異常な世界観の構築力です。
誰もいない荒れ果てたコンビニ、割れた窓ガラス、散乱する商品のパッケージ一つ一つが、緻密に描き込まれています。
この「背景の描きこみ」と情報過多な画面が、世界が本当に終わるという絶望的な説得力を言葉以上に伝えてきます。
そんな地獄絵図の中で、主人公の二人はやたらとポジティブに「せっかく世界が終わるんだから」と思い出の地を巡り、野外で体を重ねます。

(出典: 夜な夜な 『「世界の終わりックス」をしよう』 FANZAサンプル画像より)
この「世界の重さ」と「二人の軽さ」のコントラストが絶妙で、狂った世界の中で彼らだけが切り取られたような、特有の没入感を生み出しているのです。
「無敵の下着ギャル」と「マジメ男子」の圧倒的造形美
登場人物の肉体的魅力と、その質感を伝える作画スキルも本作の大きな核。
ヒロインの才華は、一言で表すなら「無敵の下着ギャル」です。
無防備に羽織ったクシャッとしたジャケットからは、鎖骨から胸元にかけての極上のラインが露出します
上半身のスラッとした線に対し、太ももから足元にかけての「むちむち感」が絶妙なバランスを保っており、下着の柔らかさと肌の弾力が繊細なトーン処理で見事に表現されています。

(出典: 夜な夜な 『「世界の終わりックス」をしよう』 FANZAサンプル画像より)
対する男子の晴人は、マッシュヘアで切れ長の目を持つマジメ系イケメン。
彼の着るシャツはパキッとした清潔感のある線で描かれ、リュックを背負った典型的な「いい子」のスタイルが、荒廃した終末世界や破天荒な才華との強烈なコントラストを生み出しています。
二人が並んだ時の身長差と体格差のバランスも最高です。
【警告】ここから先は本作の核心に触れる重大なネタバレを含みます
※未読の方、純粋にストーリーを楽しみたい方はご注意ください。
「抜けない」という評価こそが最高の賛辞。実用性を超えて読者の心をへし折る「禁断の真実」
本作の「抜きどころ」について語るならば、FANZAのレビューでも散見される「このストーリーでは抜けない」という言葉こそが、本作に贈るべき最大級の褒め言葉です。
(ちなみに管理人も、このストーリーでは「抜けない」人でして、「抜ける」展開だったら80点超えてましたね)
物語が終盤に差し掛かる頃。
読者はここで初めて、二人が「禁断の関係」であるという決定的な事実を知ることになります。
「決して手が届かなかった存在」
「コイツとこんなことできるなんて、世界の終わりでもなければありえなかった」
序盤に散りばめられていた何気ないセリフの数々が、一気に重たく、そして切ない意味を持って反転します。
倫理も世間体も関係なくなった世界で、彼らは初めて欲望のままに愛し合うことができたのです。

(出典: 夜な夜な 『「世界の終わりックス」をしよう』 FANZAサンプル画像より)
学校でのフェラチオや、屋上といった野外でのHシーンは、もちろん肉感たっぷりに描かれています。
しかし、真実を知った上で読む本番シーンは、性的な興奮を飛び越えて「どうか次の世界では、最初から愛し合える立場で生まれてきてほしい」と願わずにはいられない、痛いほどの純愛として胸に突き刺さります。
オカズとしての消費を拒むほどの、圧倒的なシナリオの引力がここにあります。
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総評:本音のまとめ
本編65ページ、価格は990円。
結論から言えば「迷っているなら絶対に買うべき」と断言します。
ただ何も考えずにシチュエーションを楽しんで抜きたい、という方には向かないかもしれません。
しかし、現代の若者が抱えるどこか冷めた虚無感と、極限状態だからこそ輝く生々しい愛情のコントラストを見事に描き切り、エロ同人漫画という枠組みの中でこれほどの人間ドラマを見せつけられる体験はそうそうありません。
一度読み終わった後、必ずもう一度最初からページをめくり直したくなる。
ただ消費して終わるのではなく、心の奥底を鋭く抉られ、いつまでも忘れられないような作品に出会いたい方にとって、本作は間違いなく価格以上の価値をもたらすマスターピースとなるはずです。



